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自己紹介①

情報発信のブログを始めました

はじめまして、子育て世代専門FPの堀田康平と申します。

この度ご縁があり、情報発信のブログを開設しました。情報発信を行う理由としては、「ファイナンシャルプランナーが持つお金や投資の知識を、多くの方にお伝えしたいから」です。

個人の活動では、3~5組限定の少人数セミナーや、企業の従業員さん向け勉強会を行っているのですが、やはり体一つでは行動にも限界があります。ブログでは多数の方に向けて一斉に情報発信をできるということで、力を借りてみようと思いました。

今後の当ブログの方針としては、多くの読者に価値ある情報をお届けしていくことです。主に、投資やお金、保険の知識に前向きな関心を持っている子育て世代の方に向けた情報発信を予定しています。

今回は初投稿ということで、私の略歴についてご紹介していきます。

製薬会社時代

私は1985年、岡山市で3人兄弟の末っ子として誕生しました。

高校卒業まで岡山で過ごし、愛媛県にある大学に進学。専攻は社会学科で、カルト宗教2世の生い立ちや、それに付随する精神疾患などについて研究していました。

2008年、新卒で大手製薬会社に就職。営業職として個人薬局を担当し、栄養ドリンク、総合感冒薬、発毛剤を始めとしたOTC(オーバー・ザ・カウンター)薬を販売。
お得意様のご協力もあり、2011年には【24ヶ月連続ノルマ達成】という記録を作り社長賞特別賞を受賞。しかし、顧客満足よりも売上・ノルマを優先する社風にだんだんと疑問が湧いてきたことから、多くの書物を読み漁り、その中から選択理論心理学に出会うことになります。

選択理論心理学との出会い

営業とは、自社の製品を通して顧客の問題解決の手助けをする職業。

選択理論心理学でこの考え方を学び、私は衝撃を受けました。

当時の私の営業活動といえば、月末になるとお得意様に頭を下げ、「先生、今月ノルマに届いていません。連続達成を途切れさせないためにも何とか追加の発注をいただけませんか」とお願いする。
先生は「勘弁してよ」と言いながらも、無理をして発注を出してくれる。
お得意様の倉庫は、私が送り込んだ商品が山積みになっている。

一方、会社では「堀田くんは今月もノルマ達成!得意先に信頼されている証拠だ!」と称賛される。

成績とお得意様の満足度が反比例していく中で、私の営業に対するイメージは「お客様に迷惑をかける職業だ」というものでした。

選択理論心理学の学びで営業の本質を知った私は、「お客様の問題解決が出来る仕事をしたい」と考えるようになっていきます。

外資系保険会社時代

同じ頃、私は外資系保険会社の方からお誘いを受けます。
「堀田さん、うちで一緒に働きませんか。顧客の問題解決をしながら、その対価として高い報酬を得られますよ」

まさに私のしたい仕事だ!と思いました。

「うちはノルマなんて無いし、堀田さんが助けてあげたいと思うお客様を選んで、助けてあげればいい。ありがとうと言ってもらえる仕事だから放っておいても紹介が出て、行き先に困るなんてこともない」

どれほど甘い言葉だったのか、ということは転職直後に思い知ることになるのですが、当時の若い私にとっては大変耳触り良く、格好良く聞こえたものです。私は二つ返事で転職を決意しました。

しかしながら、当然家族からの大反対に遭います。

「立派な製薬会社に入ったのに、よりにもよって保険屋に転職なんてありえない。頼むから頭を冷やしてくれ」

兄に至っては保険屋さんに出向いて「うちの弟を保険会社に誘わないでくれ。自分が体を張ってでも止める。人の役に立ちたいと言うなら、休日にゴミ拾いのボランティアでもやらせます」と直談判したほどです。

家族を悲しませてまで転職するのか、という状況に私は一度転職を取り止めました。

しかし一度限りの人生、自分が価値ありと感じた職業に就きたい、という想いは変わらず、結局2年後の28歳の時に家族の反対を押し切って保険会社に転職することになります。

待ち受けていた試練

志高く転職し、さあやるぞ!と意気込んだものの、現実はとても厳しく私に襲いかかってきました。

通常、保険会社に転職をすると家族、親戚、友人、前職の同僚などに順番に連絡をし、「保険会社に転職したので、一度話を聞いてほしい」とお願いします。
私は、家族はもちろん親戚からも一切の提案を断られました。大反対を押し切って転職したのですから、当然ですね。

友人や元同僚にも電話をしましたが、快く話を聞いてくれる方もいる一方で、「お前は友人関係を金に変えるのか」「二度と電話をかけてくるな」など、厳しい言葉を頂くことの方が多かったです。

これまで日本の歴史上、保険業という職業がいかに世間に迷惑をかけ、いかに低俗な存在なのかを、懇懇と語られることもありました。

いくら志を高く持っていても、そもそも話を聞いていただけるテーブルにすら上がれない。
前職でお得意様が良くして下さったのは、大企業の看板、という途轍も無いバックボーンがあったからこそなのだと、自分自身の価値や能力のなさを思い知ることになりました。

やがて電話をかける先も無くなり、私は上司から市内の電話帳を渡され、いわゆる電話営業を開始します。

アポイントも無い方に無断で電話をかけ、厳しい言葉で断りを受ける。
自分がやりたかったのはこんな仕事だったのか?と悩んでいる間に、私は会社から退職勧告を受けます。

長くなりましたので、続きは改めて記事にします。

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